プレミアムインセンティブショー2024秋
販促品やグッズは、SDGsの理念と相反するような場合が結構あるなと思います。
タオルやメモ帳、コースター?
受け取っても不要な人にとっては無駄となりやすく、その存在が大量消費・大量廃棄に繋がるリスクがあります。
今回のプレミアムインセンティブショーでも、SDGsに関連する商品を展示している企業には多くの来場者が集まっていたのが印象的でした。
一方で、単に「海外で安く生産できます」という従来型のアプローチをしているブースは、やや注目を集めづらい印象がありました。
例えば、印刷に関する分野では、地元の廃棄物や古紙を再利用して風合いや香りのある封筒を作る試みや、廃材のコルクや木材を二次加工してレーザーを使ったデザインを施すといった、環境負荷を抑えたプロダクトが注目されていました。
私たちのサイン系のグッズ業界としては、アクリルへのUV印刷やTシャツへのDTF(ダイレクト・トゥ・フィルム)印刷など、簡単で量が出るものの方でないと中々ビジネスにはつながりにくいのが現状の様に思います。
現時点では、石灰石を含む紙(LEIMX)のような製品が一部で見られるものの、地産地消のエコグッズやリサイクル繊維に適した印刷技術が普及するにはまだ時間がかかりそうです。
アクリルキーホルダーとレーザーの組み合わせでずっと安定しているかというと、こちらも価格破壊が進みそうですし美味しい市場を探すのは本当に難しいですね。