小規模事業者持続化補助金は生産性を上げるのに便利な補助金
印刷・サイン業においては多くの会社で印刷機が7年周期程度で買い替えをしていく必要があります。
・受注単価が中々上げられない。
・機械を購入したいけれど金額負担が大きい。
近年お客様からご相談を受けることが多い内容です。そのようなご不満を小規模事業者持続化補助金を使うことで解決できるかもしれません。
1. 小規模事業者持続化補助金制度とは?
事業計画を立て、商工会議所に見てもらい審査をしてもらい、審査に通れば機械購入などの補助をしてもらえる制度です。
2. 補助金の概要
対象者
- 全国の小規模事業者(製造業なら20人以下)および個人事業主。
対象設備
- 機械設備や加工機など生産性の向上となるもの
補助金額
- 200万円(事業場内の最低賃金を50円以上引き上げることが要件)
- 補助率 2/3 (赤字企業は3/4)
3. 申請までの流れ
1. 事業の計画作成
- 目的:補助金申請の基礎となる「経営計画書」を作成します。
- 自社の現状分析(SWOT分析など)
- 具体的な販路開拓や経営改善の計画を明確化
- 補助金の使用目的(例えば、設備投資や広告費)を具体的に記載
- サポート:商工会や商工会議所がアドバイスや書類作成の支援を行います。
2. 必要書類の準備
- 必要な書類例:
- 経営計画書
- 補助金の申請書
- 事業計画の概要
- 資金計画の資料(見積書、契約書など)
- 必要に応じて、税務申告書などの追加書類
- 提出する内容が不足しないように確認しましょう。
3. 申請の提出
- 提出先:商工会議所または商工会
- 提出方法:郵送やオンライン申請(各地域の指示に従う)
- 提出期限:必ず締め切り日を守るよう注意が必要です。
4. 審査
- 提出書類をもとに、申請内容が審査されます。
- 主な審査基準:
- 経営計画の具体性
- 補助金の使用用途が妥当か
- 事業が地域経済に与える影響や波及効果
5. 採択結果の通知
- 採択の可否が通知されます。
- 採択された場合、補助事業の開始準備を行います。
6. 事業実施
- 採択後、計画通りに事業を実施します。
- 設備の購入
- 広告や販促活動
- 補助金を利用するためには、事業の進捗を記録し、領収書や証拠資料を保管します。
7. 実績報告と補助金の受け取り
実績報告が認められた後、補助金が支給されます。
事業終了後、実績報告書を提出します。
事業の成果や支出内容の報告
支出に関する証拠資料(領収書、契約書など)
4. まとめ
小規模事業者持続化補助金は、比較的審査自体は厳しくないのですが、経営計画を立てるのに慣れていないと難しく感じられるかもしれません。
しかし、小規模事業者向けの優遇された補助金ですので、設備増設や設備更新に使うのにおすすめな補助金です。
当社では事前にヒヤリングを行い、申請可能かどうかのご相談も無料で行っておりますので、気軽に問い合わせフォーム、電話等ご連絡ください。
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